待ち合わせの時間は18時だったけど
その場所へは一時間も前の17時に到着してしまった。
もう、いてもたってもいられず、
近くのデパートのトイレで何度もメイクを直し
香水をつけた。
目もだいぶいいかんじになっていて
前の私とは別人だった。
自分で言うのもなんだけど、
結構キレイだったと思う。
待っている間、ナオさんのことを想像するだけで
胃が緊張でキリキリ痛み、
下痢気味になっていた。
でも、ナオさんはなかなか来なくて、
待ち合わせの時刻は徐々にすぎようとしていた。
私は、すっぽかされたのかな?と段々思い始めていた。
変に緊張がなくなってきたころに
電話がなった。
ナオさんからの着信だった。
「今そっちに向かってるけどどこにいる?」ナオさんの声。
私は目でナオさんを探すと、
携帯を片手に、小走りにこちらへ向かってくる男の人を見つけた。
ナオさんだ・・・。
見た瞬間心臓が止まるかと思うほど興奮した。
はじめて会った人とはじめてのキス。
私は混乱していた。
ナオさんは好きだけど
それはメールでのナオさんで
実際のナオさんはそんな感情まだ、もてなくて・・・。
そんなことをぐるぐる考えてるうちに
ナオさんが私の口を空けて舌を入れてきた。
キスがはじめての私は
そんなことをするなんて想像もできなくて、
ただ、舌をナオさんに任せてぐるぐる回してた。
もう、何がなんだかわからなくなって。
怖くて。
でもどこかで、いいかなって思ってる自分もいて。
そのまま洋服がどんどん脱がされていった。
私の胸がナオさんの手で揉まれていた。
なんかよくわからない感覚になってきて
「あ」と声を出していた。
ナオさんは「キレイだ、yuki」と何度も何度も言い
舌で私の乳首を転がした。
車の中でナオさんは私の体をキスしながら
手で私の体を触りはじめた。
ナオさんの唇と、手の動きに私は敏感に反応し、
はずかしい声をあげていた。
気持ちいいと思う気持ちと
好奇心と恐怖とはずかしさが入り混じって
私はとてつもなく、感情が高ぶっていた。
ナオさんの手は徐々に
私の大事な部分にすべりこんでいった。
私はそんなこと、当然されたことがなく
少し触れられただけで
どうしようもないほどあそこが濡れていた。
ナオさんは「yuki感じてるんだ」って
嬉しそうにいったけど
私は恥ずかしくて、怖くて、どうしようもなかった。
ナオさんが私のアソコを指でかきまぜはじめると、
私は気持ちよさとはずかしさで
おかしくなりそうだった。
そして、ナオさんが、ズボンを脱ぎはじめると、
恐怖だけがどんどん膨らんでいった。
ナオさんがこんな私を抱きたいって
せっかく誘ってくれたのに
私は彼を拒絶した。
私はあまりにも早い展開に
頭では理解していても、
体はついていけなかったのだ。
でも、沈黙の間、
私はナオさんに申し訳なく思っていた。
沈黙を破ったのはナオさんだった。
「今更そんなこと言われても、こっちが無理だよ」
と不機嫌な口調で言った。
「え?」と私は聞き返した。
ナオさんはその言葉を無視して私の上に覆いかぶさってきた。
「さっきまで気持ちよさそうな声を出してたのは誰?ん?
それに・・・あそこはもう準備OKだよ。体はしたがってる。」
と言い、半ば強引に行為を続けようとした。
私はナオさんのその言葉に
かなりさめてしまって、
「・・・ほんと、ごめんなさい。」
と、手でナオさんの体を押そうとしたら
逆に、乱暴に手を押さえつけられた。
ナオさんは
「メールで散々、誘惑しておいて今更何言ってんの?
メールじゃ、かなり俺とやりたがってたじゃない!」
と、語気を荒げた。
私のメールが誘惑・・・そんな風にとられていたなんて・・・
確かに、「好き」ってことをほのめかしてはいたけれど・・・。
ショックで気が遠くなりそうだった。
極め付けにこんなことも言った。
「何いい年して、清純ぶってんだよ。
いろんな男とこうやってやりまくってんだろ?
その顔とカッコみたらすぐわかったよ」
もう、どうしていいかわからなくなった。
ナオさんは私が彼を拒むと
暴言を吐き続けた。
そして、無理やり覆いかぶさってくると
私はますます怖くなって、少しでも抵抗しようと
「いや、やめて!」と叫び、暴れた。
すると、ナオさんは「おとなしくしろ!」と私の顔を殴った。
ナオさんが、私を殴るなんて・・・信じられなかった。
私は痛みと恐怖とショックで涙があふれた。
嘘でしょ?と何度も思ったけど事実だった。
ナオさんの恐ろしい目を見ていたら
このまま殺されるかもしれない、と思った。
また殴られたくないために私は抵抗するのをやめ、
もう、ナオさんに任せるしかなかった。
涙だけは止まらなかった。
ナオさんは泣いている私におかまいなしに
自分のモノを無理やり私の中に入れてきた。
私は痛みと恐怖で体がこわばった。
ナオさんは、気にもとめずに、
そのままナオさんのモノを出したり引いたりし始めた。
「やっぱ体は正直だな。あそこがぐちゃぐちゃだよ。」
ナオさんはそう言って息を荒くした。
ナオさんに「いやらしい女だな、おまえ」
と何度も言われているうちに
そうか、私は男の人とやりたがってる
そんないやらしい女なんだと
だんだん思えてきていた。
恥ずかしくてどこかに消えたくなった。
「すごくいい体してるな」と
ナオさんは行為の途中に私を褒めたけど
私は泣くことしかできずに、黙っていた。
「気持ちいいだろ?」と問いかけられると、
また殴られたくなくて、私は「うん」と言った。
でも、本当は、あそこに何かはさまった感じがして、
ただ、痛かった。
ずっと処女を捨てたいと思っていたけど
こんな形で処女を失ったことがとても悔しかった。
第一、ナオさんが、こんなことをする人だったことに
すごくショックだった。
目の前が真っ暗とはこういうことを言うのかなって思った。
なんのために整形までしたんだろうって
そんなことまで考えていた。
放心状態の私に、ナオさん次のように言った。
「yukiのこと愛しているから、ずっと俺の傍にいてほしい。
もう、家には帰さない。俺の家に連れていくよ。」
私は驚いてナオさんを凝視した。
言っている意味がわからなかった。
なぜ急にそんなことになるのか理解できなかった。
「・・・・冗談でしょ?」という私の質問にナオさんは答えず、
ただにっこりと笑みをうかべていた。
背筋が凍った。
まだ、終わりではなかった。
それどころか、この事件が全ての始まりだった。
ナオさんはそのまま車でナオさんの家へ向かった。
私は、自分の家に帰りたかった。
でも・・・そう思っていても、
何も言えなかった。
もうどうでもよかった。
処女を失った喪失感で、
私は失うものなどないような気がしていた。
頭に穴が開いたように、何も考えることが出来なかった。
ナオさんの家は
かなりの高級マンションだった。
ナオさんが高級マンションにすんでいることなど
全く知らなかった私は、驚いた。
本当に大学院生なのだろうか?
私はナオさんの経歴にも疑問を抱き始めた。
そして、そのオートロックつきのマンションに私は案内された。
私とナオさんの奇妙な生活がはじまった。
ナオさんは私の必要なものは買ってきてくれた。
洋服は特に必要ないといわれて、
ナオさんが買ってきた、下着だけをつけていた。
そして、なぜかアクセサリーに首輪をつけられた。
ナオさんの趣味らしかった。
そして、ナオさんに、私の所持品をすべて没収された。
ナオさんが細かく調べだしたので、
私の会社と現住所はすぐにばれた。
そして、私の免許証の顔を見て、ナオさんは怪訝な顔をした。
「yukiって・・・整形した?」と聞いた。
私は何も答えなかった。
ナオさんは「・・・俺をだましたのか?」と怖い顔をした。
私は怖くなって、「そうじゃないのっ・・・」と急いで
言い訳しようとしたけど、ナオさんは聞かずに
「お仕置きだ」と一言いい、私を私専用の部屋につれていき、
私の手首に手錠をつけた。
私は何をされるのか怖くて
「ごめんなさい。ごめんなさい。」と泣き喚いた。
泣いている私を見ると、
ナオさんは恍惚とした表情を見せ
「泣いているyukiはなんてかわいいんだ・・・」
と言った。
精神異常だと思った。
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